両利きになろう
こんばんは、テイラーフリッツbotです。
今日は結論を最初に書きました。
テニスをたしなむ読者のみなさま、両利きになりましょう。
右利きの人は左手で。左利きの人は右手で。テニスできるようになってください。
バックハンドが打てるようになる必要は全くありません。フォアハンド・フォアボレー・サーブ・スマッシュ。それなりに狙ったところに打てれば合格です。
たぶん、思ってる以上にメリットが多いはずです。
今からつらつら記していくので、なにかしら納得してもらえたら嬉しいです。
じゃあ、メジャーなとこから。
①バックがうまくなる
両手打ちの人にはわかりやすいですよね。某バスケ漫画風に言うなら、「右手は添えるだけ」みたいなやつです。(右利きと仮定しています)
たぶん共感してもらえないと思いますが
②試合で左手が使える
モンフィス選手や、現伊達公子選手は、球際で左手で返球することありますよね。僕自身、バックのハイボレーがいつまでもネットを超えてくれなかったので、左手に持ち替えてスマッシュを打っています。
あと、最初に逆手で打って途中で持ち替えたら、初見の人を驚かせることができます。笑
この辺から大事です。
③利き手が上達する
ちょっと長くなりますが、身体の構造と絡む珍しいお話です。
競技の特性上、どうしても利き手が太くなりやすいです。が、それは両腕の対称性を崩す行為であり、消費するエネルギーや酸素の偏りから身体に無理をさせていると、スポーツ医学的に言われています。
なので、個人差ありますがある程度から利き手が成長しにくくなります。身体が、左右のバランスを取るためにストップをかけるんです。出る杭は打たれるんです。
その解決策が、逆手を鍛えるという方法です。利き手の上限値を底上げするのだと思ってください。
最後に
④知性が上がる
右脳と左脳の話です。
右脳は体の左半身とつながっており、感覚・フィーリングに長けております。左利きに天才肌が多いのも、これが理由だと言われております。
一方の左脳は右半身とつながっており、論理性に長けております。
これをテニスとどう結びつけるのかと言いますと、両利きになることで双方の長所を享受できるようになります。
ボールを打った時に、「今の感覚よかった!」がメソッドとして自分が消化できる形で落とし込めたり、逆に毎回思考していたものを感覚として身体に溶け込ませることができるんです。「膝はこの向きでこれくらい曲げるのがよかったな~」みたいなことを、いつまでも考えなくてよくなります。
反論はあると思いますが、僕は「感覚派」と「理論派」は相反するのではなく、共存していくものだと思っています。より自分を深く広く知ることで、オリジナリティあるテニスを磨いてください。