結果があれば、必ず原因があるんです
初回からテニスっぽくないタイトルで嫌になりますが、初回だけです(たぶん)。
今回の記事は、どちらかといえば教育者向けですが、個人のレベルで実践出来たらそれがベストです。ぜひご一読ください。
昔からずっと思っていることですが、テニスの指導者は非常に言葉足らずです。
「足動かせ」
「膝曲げろ」
「考えろ」
「違う、そうじゃない」
だいたいこの4つで指導してる感を醸し出してきます。後半2つは人間否定しているのでとりあえず放置しまして、前半2つを題材にしていきたいと思います。
よくわかんないけどフットワークを細かくしてみたら、ちょっとよくなったのか「それだ!」と言ってもらいました。
膝曲げたらショットがよくなりました。
でも、そもそも何が原因で何が解決したのか、よくわからないですよね。とりあえず手段を与えられたから実行したら、うまくいきました。次回同じアプローチでうまくいくかは、よくわかりません!
というのが、一般だけでなくトーナメントクラスのジュニアですら当たり前だったりします。
膝を曲げることで何が改善されたのか。これまでのフォームにはどんな問題があったのかをきちんと示してあげないと、上達した気分になるだけで、何も変わりません。
なぜうまくいかなかったのかと、なぜうまくいくようになったのかを伝えてあげることで、試合中に崩れても立て直せる選手に近づいていくのではないかと思います。
原因を知ることで、物事の見方が劇的に変わる事例は山ほどあります。次回からは、それらをじゅんぐり紹介していきたいと思います。